エックスサーバーを解約したらドメインはどうなるか|別契約なので残る
サーバーを解約するとドメインも消えるのか、という不安です。結論から言うと別契約なので残ります。ただし「無料だったドメイン」は話が変わります。当サイトがまさにその構成なので、実例として書きます。
結論:ドメインは残る。ただし例外が1つある
サーバーとドメインは別の契約です。
| レンタルサーバー | サイトを置く場所を借りる |
| 独自ドメイン | 住所の使用権を借りる |
別々に契約しているので、サーバーを解約してもドメインは残ります。 ドメインの更新料を払い続ける限り、他社のサービスに向けて使い続けられます。
例外は1つだけです。
サーバー契約の特典として「無料」になっていたドメイン
この場合、サーバーを解約すると無料の根拠が消えます。 ドメイン自体がなくなるわけではなく、翌年から更新料が発生するようになります。
自分が「永久無料」を使っているかの見分け方
ここを勘違いしたまま解約すると、想定外の請求になります。
エックスサーバーにはサーバー契約者向けに独自ドメインが2つ永久無料になる特典があります。
「永久無料」は、サーバー契約が続いている間という意味です。
| 取得のしかた | サーバー解約後 |
|---|---|
| 特典で無料になっていた | 更新料が発生する |
| 自分で取得して払っていた | 何も変わらない |
契約内容の画面で、そのドメインが特典扱いかどうかを確認してください。 請求明細にドメイン代が載っていなければ、特典である可能性が高いです。
サーバーなしでドメインだけ使えるのか
使えます。当サイトがその構成です。
tsukaitaoshi.com はエックスサーバーで取得したドメインですが、サイト本体はNetlifyで公開しています。レンタルサーバーは契約していません。
これが成立する理由は、ドメインが「住所の使用権」でしかないからです。どこを指し示すかは、DNSの設定で自由に変えられます。
ドメイン(エックスサーバーで取得)
└─ DNSの設定で向き先を指定
└─ Netlify(公開先・無料)
静的なサイトであれば、この構成で月額のサーバー代はかかりません。 かかるのはドメインの更新料だけです。
ただしWordPressやPHPのフォームを使うなら、サーバーは必要です。 作るものによります。判断材料はNetlifyとエックスサーバーの使い分けにまとめました。
解約前に確認すること
順番を間違えるとサイトが落ちます。
① 公開先を先に用意する
サーバーを解約すると、そこに置いていたファイルは配信されなくなります。 移行先を先に作り、動作を確認してから解約してください。
② メールアドレスを使っていないか
見落としやすいのがこれです。 独自ドメインのメールアドレス(info@自分のドメイン など)をサーバーの機能で使っている場合、解約するとメールも止まります。
問い合わせ先として公開していたなら、連絡が届かなくなります。 移行先を決めてから解約してください。
③ DNSの設定がどこで管理されているか
ここは実際に詰まった部分です。
同じ会社でも、ドメインによってDNSを管理している場所が違うことがあります。片方の画面で設定しても、実際に参照されているのはもう片方でした。
確認はこれで済みます。
dig NS example.com +short
ここに出てきたサーバーを管理している画面が、設定すべき場所です。
④ サーバーパネルにドメインを追加したままにしない
公開先を他社に移す場合、サーバー側のドメイン登録は外してください。
残したままだとサーバー側にもDNSの設定が残り、移行先と競合します。 私はこれでSSL証明書が発行できなくなり、丸一日を失いました。
詳しい経緯はNetlifyに独自ドメインを設定する正しい手順に書いています。
ドメインを手放す場合
使わないドメインは、更新しなければ失効します。
ただし失効までには猶予期間があり、その間は他人が取得できない状態が続きます。完全に手放したい場合も、更新を止めるだけで手続きは完了します。
注意すべきは、手放したあとに同じドメインを取り直せる保証はないことです。サイトを再開する可能性があるなら、年1,000〜2,000円程度で維持しておくほうが安全です。
よくある質問
サーバーを解約するとドメインも消えますか?
サーバーを契約せずにドメインだけ使えますか?
永久無料のドメインはどうなりますか?
解約前に確認すべきことは何ですか?
使わないドメインは放置していいですか?
まとめ
- サーバーとドメインは別契約。 解約してもドメインは残る
- 例外は特典で無料だったドメイン。 翌年から更新料が発生する
- サーバーなしでドメインだけ使える。 当サイトがその構成
- 解約前に公開先とメールの移行先を用意する
- サーバーパネルのドメイン登録を外す。 残すとDNSが競合する
- 手放すと取り直せる保証はない
取得時の料金や注意点はエックスサーバーでドメインを取得するにまとめています。
※契約条件は変更されることがあります。解約の前には必ず最新の規約と自分の契約内容をご確認ください。