エックスサーバーでドメインを取得する|0円に釣られる前に更新料を見る
当サイトのドメインはエックスサーバーで取りました。取得料金だけ見て決めると翌年に効いてきます。料金の見方と、取得したあとに詰まった2点を書きます。
結論:見るべきは取得料金ではなく更新料
当サイトのドメイン(tsukaitaoshi.com)は、エックスサーバーで取得しました。
料金を見るときに、取得料金だけを比べると判断を誤ります。
2026年9月13日時点の主要ドメインの料金です。
| ドメイン | 取得(キャンペーン) | 更新(2年目以降・毎年) |
|---|---|---|
| .com | 0円(通常1,721円) | 1,721円 |
| .net | 0円(通常1,992円) | 1,992円 |
| .jp | 0円(通常1,298円) | 1,298円 |
取得は0円でも、2年目から毎年かかります。
ドメインは使い続ける限り毎年払うものなので、実質的なコストは更新料のほうです。 初年度の0円は一度きりの話です。
そして .net は .com より高いです。 「.comが埋まっていたので.netにした」という選び方をすると、毎年271円ずつ余計に払い続けることになります。
迷ったら .com です。 更新料が安く、読者にとっても見慣れています。
Whois代行は追加費用なし
ドメインを取ると、登録者の氏名・住所・電話番号が公開されるのが原則です。個人で取る場合、自宅の住所が誰でも見られる状態になります。
これを代行事業者の情報に置き換えるのがWhois代行です。
エックスサーバーでは標準提供で、別途費用はかかりません。
個人でサイトを作るなら、ここは必ず有効にしてください。 費用がかからないので、迷う理由がありません。
レンタルサーバーも契約するなら
サーバーを契約すると、独自ドメインが2つ永久無料になる特典があります。
「永久無料」はサーバー契約が続いている間という意味です。サーバーを解約すると更新料が発生するので、そこは理解して選んでください。
サーバーも必要かどうかは、作るサイトによります。
| 作るもの | サーバー |
|---|---|
| WordPress | 必要 |
| PHPのフォームがあるサイト | 必要 |
| HTMLで作った静的なサイト | 不要(Netlifyなどで無料公開できる) |
当サイトは静的サイトなので、ドメインだけをエックスサーバーで取り、公開はNetlifyで行っています。 この組み合わせは可能です。
判断材料はNetlifyとエックスサーバーの使い分けにまとめました。
取得の手順
難しくありません。10分程度で終わります。
- 希望のドメイン名を検索する — 空いていれば取得できます
- 年数を選ぶ — まずは1年で構いません
- Whois代行を確認する — 標準で有効です
- 支払う
ドメイン名は後から変更できません。 ここだけ時間をかけてください。
私は候補を複数出して、取得可能かを1つずつ確認してから決めました。 思いついた名前が使えるとは限らないので、第3候補まで用意しておくと止まりません。
取得後に詰まった2点(ここが本題)
取得そのものより、取得後のほうが難所でした。 私は合計で15時間ほど溶かしています。
① 管理画面が2つある
エックスサーバーには、似た名前の管理画面が複数あります。
そして、ドメインによって、DNSを実際に管理している場所が違うことがあります。 片方の画面で設定しても、実際に参照されているのはもう片方でした。
「設定したのに反映されない」と感じたら、まずどこが参照されているかを確認してください。
dig NS example.com +short
ここに出てきたサーバーを管理している画面が、設定すべき場所です。
私はこれを確認せず「反映待ちだろう」と6時間待ちました。待っても解決しない種類の問題でした。
② サーバー側にドメインを追加してはいけない場合がある
これが一番大きな失敗です。
「ドメインを使うのだから、サーバーの管理画面にも登録が必要だろう」と考えて、サーバーパネルでドメインを追加しました。
公開先がNetlifyだったので、これが致命傷になりました。
追加した時点でサーバー側にもDNSの設定が作られ、Netlify側の設定と競合して、SSL証明書が発行できなくなりました。
エラーはこう出ていました。
bad dns for custom domain
登録を削除したら、証明書はすぐに発行されました。
エックスサーバーでドメインだけを取り、公開は別のサービスで行う場合、サーバーパネルにドメインを追加しないでください。 設定するのはDNSレコードだけです。
この経緯の詳細はNetlifyに独自ドメインを設定する正しい手順に書きました。
反映までの時間
DNSの変更は、すぐには世界中に行き渡りません。
数時間から、長いと1〜2日かかります。この間は、見る人によって新旧どちらかが表示されます。
確認はこうします。
# いまどこを向いているか
dig example.com +short
# 証明書が出ているか(200が返れば発行済み)
curl -s -o /dev/null -w "%{http_code}\n" https://example.com
https:// で200が返れば完了です。
ただし、数時間経っても何も変わらない場合は「反映待ち」ではありません。 設定そのものを疑ってください。私はここを取り違えました。
よくある質問
取得0円なら、ずっと無料ですか?
.comと.netはどちらがいいですか?
個人で取ると住所が公開されますか?
レンタルサーバーも契約する必要がありますか?
ドメインを取ったのにサイトが表示されません
まとめ
- 比べるべきは取得料金ではなく更新料。取得0円は一度きり
- 迷ったら .com。.netは毎年271円高い
- Whois代行は費用なし。 個人なら必ず有効にする
- 静的サイトならサーバー契約は不要。 ドメインだけ取れる
- 管理画面が複数ある。
dig NSで参照先を確認してから設定する - 公開先が他社なら、サーバーパネルにドメインを追加しない
※料金は2026年9月13日時点で公式サイトに掲載されている内容です。キャンペーンの適用条件は変わるため、申し込みの際に必ずご確認ください。