使い倒し研究所
サイト制作・公開

Netlifyとは|読み方・安全性・商用利用を、8サイト運用して答える

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無料でサイトが公開できると聞くと、まず「本当に大丈夫なのか」が気になります。8サイトを本番で運用している立場から、何が無料で、どこに危険があるのかを正直に書きます。

一言でいうと

Netlifyは、作ったサイトを置いて公開してもらうサービスです。読み方は「ネットリファイ」です。

レンタルサーバーと同じ用途ですが、借りて設定するのではなく、ファイルを渡すと公開されるという形になっています。

レンタルサーバー Netlify
使い始め 契約・初期設定 アカウントを作るだけ
公開の操作 FTPで1ファイルずつ送る フォルダを渡す
SSL(https) 設定が要ることが多い 自動
料金 月数百円〜 無料から

私は現在8サイトを、無料プランのまま本番運用しています。

「無料」の中身

広告は入りません。 無料で使えて、サイトに広告が出ることもありません。

無料でできることを具体的に挙げます。

「無料なのに独自ドメインとSSLが使える」のが、レンタルサーバーとの一番の違いです。

上限はクレジットという単位で決まっていて、月300です。超えても課金されず、ビルドが止まるだけです。

数値の詳細と、消費する場合としない場合の違いはNetlifyの無料枠はどこまで使えるかにまとめました。

「安全なのか」を2つに分ける

ここが検索して一番知りたい部分だと思います。 混同されがちなので、分けて答えます。

① サービス自体は危険か → いいえ

2014年から続いている事業者で、企業のサイトでも広く使われています。個人が使って危険という性質のサービスではありません。

通信も暗号化されます。 独自ドメインを設定すると、証明書が自動で発行されて https になります。 自分で証明書を用意する必要はありません。

② 使い方で危険になるか → なります

本当の危険はこちらです。

Netlifyは、渡したフォルダの中身を全部そのまま公開します。 見せたいページだけが公開されるのではありません。

つまり、こういうファイルが混ざっているとURLを直接叩けば誰でも見られます。

混ざりやすいもの 何が漏れるか
.env APIキー・パスワード
.git フォルダ 過去の全履歴(消したファイルも含む)
*_old.html / *.bak 旧版の情報
見積書・顧客名の入った資料 取引先の情報

.git は特に見落とされます。 ドットで始まるのでパソコン上では通常見えませんが、配信はされます。

対策は1つです。

公開用のフォルダを別に作り、必要なファイルだけをコピーする。

作業フォルダをそのまま渡さないでください。私は実際に、別サイトの移行でバックアップファイルが公開対象に混ざっているのを直前で見つけました。

送る前に、何が公開されるか一覧で確認できます。 その手順はNetlifyで静的サイトを公開する手順に書きました。

商用利用はできるのか

できます。 無料プランでも、事業のサイトを公開して問題ありません。

ただし規約は変わるものなので、業務で使う前には最新の利用規約を確認してください。特に次の2点は見ておく価値があります。

個人のサイトや小規模な事業サイトを置く用途であれば、通常は問題になりません。

向いているもの・向いていないもの

万能ではありません。 ここを間違えると後で作り直しになります。

向いている

向いていない

PHPのフォームは要注意です。 移行するとエラーも出ずに送信されなくなります。 送信ボタンは押せるのに届かないので、取りこぼしに気づけません。

お問い合わせフォームは、Netlify側の機能に置き換えるか、外部サービスを使うことになります。

レンタルサーバーとの使い分けはNetlifyとエックスサーバーの使い分けにまとめています。

試すだけなら3分

アカウントを作らずに試せます。

app.netlify.com/drop を開いて、index.html の入ったフォルダをドラッグするだけでURLが発行されます。

ログインせずに上げた場合は一時パスワードで保護され、1時間で自動削除されます。残したい場合は1時間以内にアカウントを作って引き継ぎます。

この仕様の詳細はNetlify Dropは安全かにまとめました。

よくある質問

Netlifyの読み方は?

「ネットリファイ」です。net(ネット)と amplify などに使われる -lify を組み合わせた名前です。

Netlifyは安全ですか?

サービス自体は2014年から続く事業者で、企業サイトでも広く使われています。独自ドメインにはSSL証明書が自動発行されます。ただし渡したフォルダの中身はすべて公開されるため、.envや.gitなど公開してはいけないファイルが混ざっていないか確認してください。危険があるとすればそちらです。

本当に無料ですか?広告は入りませんか?

無料で使えて、広告も入りません。サイト数500まで作れ、独自ドメインとSSLも無料で使えます。上限はクレジット制で月300、超えても課金されずビルドが止まるだけです。

商用利用はできますか?

できます。無料プランでも事業のサイトを公開して問題ありません。ただし規約は変更されるため、業務で使う前には最新の利用規約、特に大量の帯域を使う用途や再販に近い使い方についての記載を確認してください。

WordPressは使えますか?

そのままでは動きません。Netlifyは静的なファイルを配信する仕組みのため、サーバー側でプログラムが動くWordPressやPHPのフォームは対象外です。PHPのフォームはエラーが出ずに送信されなくなる点に注意してください。

まとめ

実際の公開手順はNetlifyで静的サイトを公開する手順にまとめています。

※料金と仕様は2026年9月13日時点のものです。条件は変更されるため、最新の情報をご確認ください。

この記事を書いた人
カズト(ETERNAL d.c.t)

ETERNAL d.c.t 代表。Web制作・生成AI導入支援・ライバー事務所運営を手がける。Claude Code / Codex CLI / n8n / Google Apps Script を実務で毎日使い、自社サイト・学習アプリ・業務自動化を内製している。このサイトでは、実際に自分が金を払って使ったツールだけを扱う。